「MINAMI WHEEL 」へ

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昨日の日曜日は、大阪ミナミのアメリカ村周辺で行われたライブイベント「MINAMI WHEEL」へ行ってきました。

このイベントはたぶん去年も行ったので、2年連続で通算3回目か4回目ぐらいです。

このイベントはアメリカ村周辺にある20のライブハウスが参加していて、1枚のチケットでどのライブハウスでもいけるという「サーキット」という形式のイベントです。土・日・月曜日の3日間あるんですが、自分は毎回日曜日だけの参加で、今回もそうです。

今年は月曜日が一番人気があるみたいでチケットも早めに sold out したみたいですが、自分的には日曜日のほうが見たいバンド・アーティストが多かったのでちょうど良かったです。

で、今回見てきたバンド・アーティストは

14:15~ Rocket of the Bulldogs  (hills パン工場)

15:00~ 絶景グジラ (VARON)

16:00~ 竹内アンナ (FANJ twice)

17:00~ DATS (FANJ twice)

18:00~ Yap!!! (FANJ twice)

19:00~ Drop’s (Pangea)

20:00~ THE LITTLE BLACK (Pangea)

というかんじです。最後に21:00からバックドロップシンデレラがあって、それも見ようと計画してたんですが、疲れたのであきらめました。バックドロップシンデレラは以前に一回ライブに行ったことあるんですが、間違いなくバンドも客も激しくなるなるので安全のため回避しました。

他にも迷ったアーティストがあったんですが移動距離と入場規制がかかる可能性を考慮してこのスケジュールにしました。

以下はそれぞれの感想を。

・hills パン工場は初めてだったので迷子の末にたどり着いたんですが、Rocket of the Bulldogsはもうちょっと歌詞が聞き取れるといいかな。打首獄門同好会みたいにスクリーンに歌詞を出すというのもありかな。でも一番大事な気持ちは伝わってきました。

・前から見たかった絶景クジラ。この時間帯はTempalayとリーガルリリーと被っていて一番悩んだところ。絶景クジラはベースが交代して、ドラムが脱退というなかなか厳しいのかなと思ってたけど、やっぱりいいバンドです。特に一曲目にやった「KAIBUTSU」は聞きたかったので。みんな演奏もうまい。

・わりと女の人のギターの弾き語りが好きで、関取花やカネコアヤノが好きなんですが竹内アンナもそんな感じ。ただ今回はドラムの人がサポートで参加していました。帰国子女なのか英語の発音がいいのですが、一番印象に残ったのはリハーサルでやっていたGuns and Roses のカバーの「Sweet Child O’ Mine」。この曲は高校ぐらいから好きなのでイントロが流れてちょっとテンションが上がりました。

DATSはうまいけどそんなにグッとくるものがなかったかな。まあちょっと若者向けかな。

・Yap!!!は去年も行こうと思ったけど、裏でやっていた bim bam boom に行きたくて泣く泣く諦めて今回やっと。telephonesのヴォーカルの石毛輝が中心に結成したスリーピースのバンドで、ベースが band A や kidori kidori の汐碇氏。あとドラムの人。ライブでもやっていたこの曲みたいにとにかくヴォーカルの高音に中毒性があってまた聞きたくなるかんじ。前にtelephonesとkidori kidoriはライブに行ったことがあるので雰囲気もわかってるのでしっくりきました。ヴォーカルの煽りもうまくてライブとして楽しかったです。この日のベストアクト候補。

・行き慣れたライブハウス Pangea に移動して次はDrop’s。Drop’sを見るのは三回目で3年ぶりぐらい。その間にキーボードが脱退して、ドラムが交代していました。女性4人組ですが曲は渋い。今回はリハでやっていたこの曲がたぶん初めて聞いた曲で、ヴォーカルの声もバックの演奏も音も他のガールズバンドと一線を画す独自性があります。独自性というかむしろ古臭い感じですが、それを若い女性のバンドがすることで斬新なものにしています。ヴォーカルの人は声も渋いですが、ギターを弾きながらハーモニカを吹いたり技術もあります。キーボードが抜けてより渋さが増したかんじかな。これもベストアクト候補。この時間帯はドミコと迷ったけどDrop’sで大満足。

・最後はTHE LITTLE BLACK。このバンドは解散した WHITE ASH のヴォーカルとベースが新しいドラムと組んだスリーピースバンド。WHITE ASH は1回ライブで見ててCDも買うぐらい好きだったのに、いつのまにか解散してしばらくしてTHE LITTLE BLACKを結成という流れ。音楽的にはWHITE ASHの流れを継続している感じでよかったです。

と、入場規制にもかからず計画通りライブを堪能できました。